ノマドワーカーに憧れて7年。会社員のまま理想の働き方に近づけたのか?

2019年7月24日。

私はこのブログに、

「ノマドワーカーになりたい」

という記事を書きました。

当時の私は会社員として働きながら、

「時間や場所に縛られず働きたい」

「満員電車に乗りたくない」

「都会ではなく、自然の多い地方で暮らしたい」

「自分のペースで仕事がしたい」

と考えていました。

そして記事の最後には、

「まずは、ノマドワーカー。なってみようじゃないか!」

とまで書いています。

あれから7年以上。

結論から言うと、私はノマドワーカーにはなっていません。

今でも会社員です。

ところが、当時の記事を読み返してみると不思議なことに気づきました。

2019年にノマドワーカーへ憧れた理由の多くは、2026年現在すでに実現していたのです。

では、7年前に思い描いていた理想の働き方は、実際どこまで実現したのでしょうか。

昔の自分が書いた記事を使って答え合わせしてみます。

目次

そもそも2019年の私はなぜノマドワーカーになりたかったのか

2019年当時、「ノマドワーカー」という言葉をよく見かけました。

PCとインターネットさえあれば、会社やオフィスに縛られず好きな場所で仕事ができる。

カフェで仕事をしたり、地方や海外を移動しながら働いたりする。

そんな働き方に私は強く憧れていました。

ただ、7年以上経った今振り返ってみると、

私は本当に「ノマドワーカー」になりたかったのでしょうか。

当時の記事に書いていた内容を整理すると、私が欲しかったのは肩書きではありませんでした。

  • 満員電車に乗りたくない
  • 都会に住み続けたくない
  • 働く場所を自由にしたい
  • 働く時間を自由にしたい
  • 自分のペースで働きたい
  • 会社の人間関係に振り回されたくない
  • PCとインターネットだけで仕事をしたい

つまり欲しかったのは、

「ノマドワーカー」という職業ではなく、自由な働き方だった

のだと思います。

2019年の理想は2026年にどこまで実現した?

そこで、7年前の自分が求めていたものを現在の生活と比較してみました。

2019年に求めていたこと2026年現在
満員電車に乗らないほぼ在宅勤務になり、日常的な通勤はほぼなくなった
地方で暮らす関東を離れ、実家に近い地方で生活
PCとネットで仕事基本的な仕事はPCとインターネットでできる
場所に縛られない在宅勤務はできるが、完全にどこでも働けるわけではない
自分のペースで仕事在宅で自由度は上がったが、会社員なので制約はある
勤務時間を自由にする×基本的な勤務時間は会社に決められている
人間関係から自由になる対面は減ったが、会議や仕事上の関係は当然残る
会社に縛られない×今でも会社員
収入を自分で作る挑戦中だが、会社員収入から独立できる状態ではない

こうして並べてみると、

思っていた以上に実現しています。

特に大きいのが、

「通勤」と「住む場所」

です。

満員電車に乗らない生活は実現した

2019年の記事では、満員電車に対する不満をかなり書いていました。

当時は会社員として働く以上、

「毎朝会社へ行くのは仕方がない」

と思っていたからです。

しかし現在は、ほぼ在宅勤務です。

関東への出張が2〜3か月に1回程度ありますが、日常的に会社へ通勤する生活ではなくなりました。

2019年当時の自分から見れば、これはかなり理想に近い働き方だと思います。

当時は「会社員を辞めてノマドワーカーにならなければ、通勤からは逃れられない」と考えていました。

でも実際には、

会社員のままでも通勤のほとんどない生活は実現できました。

これは7年前の自分には想像できなかったことです。

「田舎で暮らしながら働きたい」もほぼ実現した

2019年の記事には、

「都会ではなく、自然豊かで物価も安い田舎でノマドワーカーとして働きたい」

とも書いていました。

現在は関東を離れ、実家に近い地方で暮らしています。

そして、そこから在宅で仕事をしています。

つまり、

「地方で暮らしながらPCを使って仕事をする」

という部分だけを見ると、2019年に思い描いていた生活はほぼ実現しました。

ノマドワーカーにならなくても、会社員のテレワークによって実現できたわけです。

PCとネットがあれば仕事はできる。でも「どこでも」は無理だった

これも面白い変化です。

2019年の私は、

インターネットとPCさえあれば、どこでも仕事ができる

と書いていました。

現在の仕事は、実際にPCとインターネットがあれば基本的にできます。

ただし、現実はそれほど単純ではありませんでした。

まず、会社から支給されたPCが必要です。

さらにリモート会議があるので、ある程度静かな環境も必要です。

そして実際に仕事をしていると、ノートPC1台よりもディスプレイがある環境の方が圧倒的に仕事をしやすい。

結果として、

「PCとネットがあればどこでも働ける」のに、結局ほとんど家で働いています。

これは2019年の自分にはなかった視点です。

カフェや旅先でノートPCを開いて仕事をすること自体は可能でも、

「仕事ができる場所」と「快適に仕事ができる場所」は違う

のだと思います。

私の場合は、静かでディスプレイもあり、自分の環境を整えられる自宅が一番働きやすい。

そのため現在は、「どこでも働きたい」という欲求自体が以前ほど強くありません。

在宅勤務になっても「時間の自由」は手に入らなかった

一方、2019年の理想からあまり変わっていない部分もあります。

それが、

時間です。

在宅勤務になったことで、通勤時間はほぼなくなりました。

朝も通勤のために必要以上に早く起きる必要はありません。

それだけでも生活の自由度はかなり上がりました。

しかし、会社員であることに変わりはありません。

基本的な勤務時間があります。

会議もあります。

仕事の期限もあります。

当然、好きな時間に起きて、好きな時間だけ働けばいいわけではありません。

つまり、

「場所の自由」はかなり手に入ったけれど、「時間の自由」はまだ手に入っていない。

7年間の変化を振り返ると、ここがかなり大きな違いだと思います。

「人と関わらなくていい」は完全に勘違いだった

2019年の記事を読み返して、今なら修正したい部分もあります。

当時の私は、

ノマドワーカーなら人とあまり関わらなくても収入を得られる

という趣旨のことを書いていました。

今考えると、かなり理想化しています。

会社員でもフリーランスでも、仕事をする以上は誰かとの関係が発生します。

顧客とのやり取り。

仕事の依頼。

契約。

打ち合わせ。

納期調整。

問い合わせ。

仕事によって程度は違いますが、

「会社員を辞めれば人間関係から解放される」とは限りません。

在宅勤務になった現在も、リモート会議がありますし、人との調整もあります。

むしろ会社という看板なしで自分で仕事を取るなら、営業や顧客対応が必要になる場合もあります。

だから今は、

「人と関わらない働き方」より、「関わる人や関わり方を自分で選べる状態」

の方が自分の理想に近いと考えています。

7年経って「ノマドワーカー」という言葉には惹かれなくなった

2019年当時、私にとって「ノマドワーカー」はかなり魅力的な言葉でした。

しかし2026年現在、私はノマドワーカーになりたいとはあまり思っていません。

当時は「ノマドワーカー」という言葉が、自分の理想とする自由な生き方を表していたのだと思います。

現在、その位置にあるのが、

FIRE(Financial Independence, Retire Early)

です。

FIREという言葉そのものよりも、私が魅力を感じるのは、

経済的な理由で会社に縛られなくてもいい状態

です。

会社員を続けてもいい。

辞めてもいい。

自分で仕事をしてもいい。

何か新しいことを始めてもいい。

「生活するためにはこの会社で働き続けるしかない」という状態ではなく、

自分で選べる状態になりたい。

2019年から求めているものは、実はそれほど変わっていないのだと思います。

呼び方が「ノマドワーカー」から「FIRE」に変わっただけです。

会社員のままでも理想の働き方には近づけた

2019年の私は、

会社員を辞めなければ自由にはなれない

とかなり強く考えていました。

でも7年後の現在を見ると、これは半分正しくて、半分間違っていました。

私はまだ会社員です。

それでも、

満員電車に乗らない。
地方で暮らす。
自宅で仕事をする。
PCとインターネットを中心に仕事をする。

という当時欲しかった環境は実現しました。

100点満点ではありません。

それでも2019年を0点として考えれば、かなり理想に近づいたと思います。

だから、

「理想の生活を実現するには、すべてを一気に変えなければいけない」

とは今は考えていません。

会社を辞めなくても、部署を変える。

働き方を変える。

住む場所を変える。

通勤を減らす。

一つずつ嫌なものを減らすだけでも、生活はかなり変わります。

それでも私が欲しい「自由」はまだ手に入っていない

ここまで読むと、

「じゃあ、もう理想の働き方を実現できたのでは?」

と思うかもしれません。

でも、自分ではそう思っていません。

なぜなら、

今の自由は会社から与えられた範囲内の自由だからです。

在宅勤務ができる。

地方から働ける。

通勤しなくていい。

これは非常にありがたい環境です。

一方で、会社員である以上、勤務時間や仕事内容、組織、人事など、自分だけでは決められないものがあります。

2019年から私が本当に欲しかったものを突き詰めると、

場所の自由だけではなく、「自分の人生を自分で選択できる自由」

なのだと思います。

だから現在は、ノマドワーカーになることではなく、経済的な自由を得ることに興味が移っています。

まとめ|7年前に欲しかったのは「ノマド」ではなく自由だった

2019年7月24日。

私は、

「ノマドワーカーになってみようじゃないか!」

と記事を書きました。

7年以上経った2026年。

私はノマドワーカーにはなっていません。

今でも会社員です。

それでも当時欲しかった生活を答え合わせすると、

満員電車に乗らない → 実現
地方で暮らす → 実現
PCとネットで働く → 実現
場所に縛られない → 一部実現
自分のペースで働く → 一部実現
勤務時間の自由 → 未実現
会社からの自由 → 未実現

となりました。

思っていた以上に人生は変わっていました。

そして7年間経って気づいたのは、

私はノマドワーカーになりたかったわけではなかった

ということです。

欲しかったのは、

自分がどこで暮らすか。
いつ働くか。
誰と働くか。
何をするか。

それを自分で選べる自由でした。

2019年は、それを「ノマドワーカー」と呼んでいました。

2026年の私は、それに近いものを「FIRE」に感じています。

7年後には、また違う言葉を使っているかもしれません。

でも、自分が求めているもの自体はきっと同じです。

会社に縛られることなく、自分の人生を自分で選択できる状態に近づきたい。

まだ実験の途中です。

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この記事を書いた人

「人生をより良くするための情報発信」を目的とし、ブログ運営をしています。誰かの人生が少しでも良くなる手助けができるブログにすることを目標に継続していきます。

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