以前、私はミニマリストに憧れて大量の物を処分しました。
当時やったことはかなりシンプルです。
メルカリで売る。
不要な物を捨てる。
大型家具・家電は回収業者に依頼する。
家具や家電まで一気に処分し、部屋から大量の物がなくなりました。
それから6年以上。
では私は、YouTubeなどで見るような「必要最低限の物だけで暮らすミニマリスト」になったのでしょうか?
答えは、
なっていません。
必要な物は普通に買います。
ただ、当時の断捨離によって一つ大きく変わったことがあります。
それは、
「物を捨てること」ではなく「物を買う基準」ができたこと。
です。
そして大量断捨離をして以降、2026年現在まで、もう一度大量断捨離が必要になるほど物が増えたことはありません。
今回は、ミニマリストを目指して大量断捨離した人間が、6年以上経ってどうなったのかを振り返ります。
ミニマリストに憧れて大量断捨離した
当時の私は、
「ミニマリストって効率的でいいな」
と憧れていました。
そこで、まず身の回りの不要な物を一気に減らすことにしました。
最初にやったのが、メルカリへの出品です。
捨てるだけではなく、
まだ使える物なら必要な人に売ればいい。
そう考えたからです。
初めて出品したときは、出品方法から発送方法まで分からないことだらけでした。
それでも実際にやってみると、思っていたより簡単でした。
そして、
「自分にとって不要な物がお金になる」
という経験が、物を手放すハードルをかなり下げてくれました。
メルカリでは合計10万円以上になった
当時の正確な取引履歴までは残していませんが、高価な物もいくつか売却したため、
売却金額は合計10万円以上
になりました。
もちろん、これは利益ではありません。
もともと自分がお金を払って購入した物なので、売ったことで儲かったわけではないからです。
むしろ、
「これだけのお金を使って、結局使わなくなった物がこんなにあった」
と考える方が重要でした。
不用品がお金に戻ったこと以上に、
過去の買い物を振り返るきっかけになった
ことの方が、今では価値があったと思っています。
売れない大型家具・家電も一気に処分した
メルカリだけでは処分しにくい大型の物もありました。
当時処分した物には、
- 座椅子
- カラーボックス
- ビジネスチェア
- デスク
- ベッド
- 空気清浄機
- マッサージチェア
- カーペット
などがあります。
大型の物については回収業者にも依頼しました。
当初は軽トラック詰め放題で15,000円。
しかしベッドまで載せきれず、追加料金5,000円が発生。
最終的に、
約20,000円
を支払いました。
不用品を処分するために2万円。
今考えると、これも一つの勉強代でした。
物は、
買うときだけでなく、手放すときにもお金がかかることがある。
特に大型家具はその影響が大きいです。
だから今では、大きな物を購入するときほど慎重に考えるようになりました。
6年以上経っても「捨てなければよかった物」は0
大量に物を処分すると、
「あとで必要になったらどうしよう」
という不安があります。
私も当時はありました。
しかし6年以上経った現在、
「あれは捨てなければよかった」
と後悔している物はありません。
これは自分でも意外でした。
当時は、
「いつか使うかもしれない」
「もったいない」
と思っていた物もありました。
でも実際には、なくても生活できました。
この経験から、
「いつか使うかもしれない」は、私の場合かなりの確率で使わない
と考えるようになりました。
ただし、一度だけ本を買い直した
面白い例外もあります。
私は一度、
「やっぱり本は紙で読んだ方がいいのでは?」
と思い、紙の本を買う生活に戻ったことがあります。
ところが結局、
また売りました。
理由は単純です。
私は一度読んだ本を、何度も読み返すことがそれほど多くなかったからです。
本棚に残しておいても、結局読まない。
それなら電子書籍の方が自分には合っていました。
現在はKindleを中心にしています。
一度手放す。
↓
やっぱり必要かもしれないと思って戻す。
↓
実際に試す。
↓
やっぱり必要なかったと分かる。
この経験によって、
「紙の本を持たない」は単なるミニマリストへの憧れではなく、自分の生活にはその方が合っている
と分かりました。
結局、ミニマリストにはならなかった
大量断捨離をした当時は、
「ミニマリストになろう」
と思っていました。
でも6年以上経った現在、私はいわゆるミニマリストではありません。
必要だと思えば物を買います。
便利な物も好きです。
良い物にも興味があります。
だから、
「できる限り物を持たない」
こと自体を目標にはしていません。
代わりに、
「本当に必要なのか?」
を考えてから買うようになりました。
これが、大量断捨離をして一番変わったことです。
大きな買い物ほど徹底的に調べるようになった
特に変わったのが、高価な物を買うときです。
現在は大きな買い物をする前に、
かなり比較・調査します。
価格。
機能。
自分の用途。
他の商品との違い。
長く使えそうか。
本当に必要なのか。
こうしたことを調べてから購入します。
「欲しい!」
と思った瞬間に、その勢いだけで大きな買い物をすることはかなり減りました。
一方で、細かな物については少し考え方が違います。
買って試してみて、
「自分には必要なかった」
と分かったら、無理に残しておきません。
売れるなら売る。
難しければ処分する。
ここで、
「せっかく買ったんだから」
と保管し続けないようにしています。
物が増える原因は「買うこと」だけではなかった
大量断捨離を経験して、自分なりに分かったことがあります。
物が増える原因は、
買うことだけではありません。
買ったあと、
「もったいないから」
「いつか使うかもしれないから」
と手放せないことも大きな原因でした。
当然、本当に必要な物まで捨てる必要はありません。
でも、
何年も使っていないのに「いつか使う」と保管している物
については、一度考えてみる価値があります。
私の場合は、それらを一度大量に手放したことで、自分にとって必要な物と不要な物の基準がかなり明確になりました。
「安い物を買う」より「良い物を長く使う」
現在の私は、単純に物を減らすことより、
本当に良いと思った物を長く大切に使う
ことの方を重視しています。
安いから買う。
流行っているから買う。
なんとなく便利そうだから買う。
ではなく、
「これは本当に自分に必要なのか?」
を考える。
必要だと思ったら、比較して納得できる物を買う。
そして買ったら大切に使う。
現在はこの考え方の方が、自分には合っています。
私が実際に6年以上所有している「長く使いたい物」の一つがモンブラン146です。

大量断捨離は一度きりだった
そして、断捨離から6年以上経って気付いた重要な結果があります。
私はあのとき以降、
大量断捨離を一度もしていません。
もちろん、物をまったく捨てていないわけではありません。
不要になった物を売ったり、処分したりすることはあります。
でも、
「部屋に物があふれたから、一気に大量処分しなければならない」
という状態には戻っていません。
これは当時の断捨離で、
「捨て方」ではなく「買い方」が変わったから
ではないかと思っています。
6年後に分かった、断捨離で一番大切だったこと
当時の私は、
「どうやって物を減らすか」
を考えていました。
でも6年以上経った現在は、少し考え方が変わりました。
重要なのは、
物をたくさん捨てることではありません。
その後、
また同じように物を増やさないこと
だと思います。
大量に捨てても、同じ買い方を続けていれば、いつかまた物は増えます。
逆に買い方そのものが変われば、大量断捨離を何度も繰り返す必要はありません。
私の場合、大量断捨離は一度で終わりました。
だから現在は、
「ミニマリストになる」ことより、「自分に必要な物を判断できるようになる」こと
の方が大切だったと思っています。
まとめ|ミニマリストにはならなかった。でも大量断捨離はやってよかった
6年以上前、私はミニマリストに憧れて大量断捨離をしました。
その結果を振り返ると、
メルカリ売却:合計10万円以上
大型不用品の回収費:約2万円
捨てて後悔した物:0
その後の大量断捨離:0回
となりました。
そして結局、
私はミニマリストにはなりませんでした。
でも、それでよかったと思っています。
大量断捨離を経験したことで、
「本当に必要なのか?」
を考えて物を買うようになりました。
大きな買い物なら徹底的に比較する。
良い物なら長く使う。
買って必要なかった物は、もったいないという理由だけで残さない。
その結果、6年以上経っても、もう一度大量断捨離をするほど物は増えていません。
当時は、
「物を減らせばミニマリストになれる」
と思っていました。
今は違います。
私が大量断捨離から得た一番大きなものは、
物の少ない部屋ではなく、自分なりの「物を買う基準」だった。
これが、6年以上経って出た私の答えです。
